筑波山参拝のご報告《平成25年11月17日(日)》

筑波山関東平野で「西の富士、東の筑波」と並び称される秀麗な筑波山。イザナギ・イザナミの二神を祀る二つの嶺をもつその姿は、一度は眼にすると忘れられません。「筑波嶺の峰よりおつる男女川…」と百人一首にも詠まれ、『常陸国風土記』には富士と並んで筑波の神が登場します。東国を平定した日本武尊が足を運んだ伝説でも有名です。 結の会では、25年11月17日(日)、山腹の筑波山神社に参拝し、イザナギを祀る西側の男体山、イザナミを祀る東側の女体山を登拝しました。参加者は、芦田、梅田、河辺、熊谷(千)、熊谷(正)、斉藤、椎津(敬称略、五十音順)の7名。   【写真=筑波山】


つくばエクスプレス「秋葉原」駅を午前9時に出発した一行は、「筑波山きっぷ」を握りしめ、「つくば駅」から筑波山シャトルバスに乗り、「筑波山神社入口」へ。紅葉の時期とあって、バスはピクニックの人たちで満杯でした。バス停から5分歩いて筑波山神社へ。日本武尊の像が立つ随神門は寛永年間に徳川三代将軍家光の寄進によって建立されたものですが、その後焼失、文化8年に再建されたもので、県内随一の規模を誇っています。ご本殿で正式参拝。
ケーブルカーまさに神社の脇にあるケーブルカー「宮脇」駅から、山頂駅の「御幸ケ原(展望台)」へ。そこから徒歩で、まず標高871mの男体山山頂に上り、イザナギの大神を参拝。昼食のあと、御幸ケ原から険しい山道を上って、877mの女体山山頂に鎮座されるイザナミの大神さまを拝礼しました。なぜか女体山のほうが少し高い! 山頂から見る関東平野はまさに絶景! でも、岩だらけの山頂には柵も綱もなく、落ちてもまさに自己責任。高所恐怖症には厳しい試練でした。
帰りは、ロープウェイでつつじヶ丘へ降り、混みこみの筑波山シャトルバスで「つくば」駅へ。残念ながら富士山は見えませんでしたが、美しい紅葉を堪能した一日でした。

2015年6月29日