梅田善美日本文化研究基金

Umeda Yoshimi「梅田善美日本文化研究基金」は、 梅田善美の遺志により設立され、梅田節子が運営する、 国内外で日本文化を研究している人たちを応援する ささやかな基金です。

梅 田 善 美(うめだ・よしみ)
1933年2月23日、北海道函館市生まれ。慶応義塾大学在学中に宗教法人「大本」に入信。大本本部で奉仕中から国際活動に熱心に従事。1975年に米国ハワイ州に留学し、帰国後は国際ビジネス業に転身。同時に教師生活に入る。1983年から6年間、世界エスペラント協会副会長。1994年、神道国際学会(現在NPO法人)の設立に尽力し、設立後はボランティアの理事長として積極的に活動。中国浙江工商大学、南開大学、米国コロンビア大学、ロシア国モスクワ大学、イタリア国ベネチア大学、その他で集中講義を行うほか、雅楽・能・七五三行事など日本文化の紹介にも力を尽くした。2010年11月29日帰幽。

 

  • 南開大学日本研究院

    南開大学日本研究院の日本研究活動を支援するため、同院に「梅田善美日本文化研究基金」を開設。活発な日本研究活動を期待している。

  • 浙江工商大学東亜研究院

    浙江工商大学東亜研究院(中国・杭州市)に、日本研修旅行の助成金を提供している。2014年を初回として、5回まで支援することが決定している。

  • ロシア若手日本文化研究者育成

    5年間、毎年一人に研究成果を出版する機会を提供。ロシア側の協力者にモロジャコフ・ワシーリー拓殖大学教授を迎え、若手研究者の選定から出版までの煩雑な作業を担当していただいている。

  • NPO法人社叢学会活動の助成

    2015年より5年間、NPO法人社叢学会に活動資金の一部を寄付し、東日本大震災でダメージをうけた各地の社叢調査に協力する。

  • その他