文京区根津に鎮座する「根津神社」は、今から1900年ほど前に日本武尊が千駄木に創祀したと伝えられ、のちに江戸時代に五代将軍徳川綱吉により、現在の場所へと遷されました。1706年に完成した壮麗な権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門が現存しており、国の指定重要文化財として認定されています。
文化財ウィーク2016にあたり、昇殿拝観が許された11月1日、結の会は、総漆塗りの社殿に昇殿して参拝してきました。内部の長押に飾られた三十六歌仙の大和絵も見事でした。
根津神社はまた、境内の乙女稲荷への参道に建つ壮観な「千本鳥居」や、カヤの木のパワースポットでも有名です。境内は清掃が行き届き、静寂で清々しい雰囲気に心が洗われる思いがしました。