鎮守の森見守り隊は9月までお休みします

鎮守の森見守り隊は、新型コロナウィルス感染症の蔓延防止に協力するため、5~8月の見守り活動を休止し、次回は9月とします。

詳細については、あらためてホームページ 上でお知らせしますが、9月には元気に再会できるよう、皆さま、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

第45回 鎮守の森見守り隊

3 月鎮守の森見守り隊、中止のお知らせ
3月 7 日に予定されていた第 45回鎮守の森見守り隊は、新型コロナウィルス感染予防の一環として、中止いたします。
4月の見守り隊については、改めてお知らせいたします。
 
第45回 鎮守の森見守り隊行程 
日時 :3月7日(土)午前10:00 集合
集合場所:東武東上線下赤塚駅北口

 まだ春浅いかもしれませんが、都内北部の板橋区を巡りましょう!
今回は荒川左岸の台地上にある神社を巡ります。埼玉県との都境にあり、たくさんの神社がありますが、地形的にも面白いと思います。関東平野に人々がどのように進出して古代の集落が築かれていったかに思いをはせるのもいいでしょう。
 解散は都営三田線の新高島平駅となります。昼食はいつものように途中でレストランでも探しましょう!

① 中田出世稲荷神社  板橋区赤塚1丁目7 − 9
② 榛名神社  板橋区赤塚2丁目24 − 19
③ 篠塚稲荷  板橋区赤塚6丁目-15-24
④ 八幡神社  板橋区赤塚6丁目40 − 4
⑤ 四葉稲荷神社  板橋区四葉2丁目9 − 11
⑥ 諏訪神社  板橋区大門11 − 1
 諏訪神社富士塚  板橋区大門5


※ 地図をクリックすると大きくなります。

第42回 鎮守の森見守り隊

12 月鎮守の森見守り隊、中止のお知らせ
令和元年 12 月 7 日に予定されていた第 42回鎮守の森見守り隊は、悪天候が予想されたため、中止となりました。


第42回 鎮守の森見守り隊行程 
日時 :12月7日(土)午前10:00 集合
集合場所:JR高崎線吹上駅改札口 

 埼玉県の「埼玉」という地名はこのあたりから来ていると聞いておりますので今回は武蔵国の中心のあたりを巡ってみようと思います。さきたま古墳群は天皇が大王といった時代、日本がだんだんと統一していった時代を感じさせてくれます。このたび「国指定特別史跡」になるそうですし、詳しくは最新の研究成果が載っている「ちくま新書・古代史講義」を参考にされるといいと思います。
 「前玉神社」は「さきたまじんじゃ」といい、古墳の上に成立していて,神社の起源の一端をを感じさせてくれるところです。時間があれば博物館や古墳を見学し、石田三成に攻められた「忍城」にもよってみましょう。

※少々遠いので集合時間を遅らせました! 昼食は途中の食堂でいただきます!

☆博物館ー古墳群見学
①前玉神社 行田市大字埼玉5450
②佐間天満社 行田市10
☆忍城見学
③行田八幡神社 行田市行田16 − 23

第41回 鎮守の森見守り隊ご報告〔令和元年11月2日〕

 11月2日(土)の見守り隊は、下総の国を訪ねました。集合したのはJR総武線の幕張駅、今回は総勢15名で、うち男性が6名というのは最近にない快挙! 今日は下総隊の原リーダーのあとをついて、幕張周辺を歩きます。

① 秋葉神社、昆陽神社
スィートポテトが好きな人には、青木昆陽は大恩人。名前を見ただけで、敬礼してしまいそう。この神社は以前、小山状の台地に鎮座されていたそうですが、今は道路拡張のため移転されました。玉砂利が敷き詰められた境内には、木がほとんど無く、わが見守り隊もやることなしです。

② 子守神社 
この近辺の地域の総鎮守とか。文字通り、安産・子育ての神として崇敬を集めているそうですが、鎮守の森というほどの木々もなく、さっぱりしたもの。

③ 金毘羅神社 
路地の突き当りの小山の上に、社のあとらしきものが。足元に注意しつつ登ってみると、すでに社殿はなく、木々のあいだに基壇がのこるのみ。海の近くだから漁師さんたちが金毘羅さんを祀ったのでしょうね。

④ 道祖神社(堂の山)
「堂の山」と書かれた山道を入っていくと、丘のうえに小さな祠がありました。それを数本のタブの大木がおおっています。あたかも我が神を守るかのように。掃除道具がありますから、近所の方々がおりにふれ清掃しているのでしょう。境内は掃除が行き届いています。以前は大日如来を祀る大日堂があったらしいのですが、この神々しい雰囲気に触れたら、そんなことはどうでもいいという気持ちになってしまいます。

⑤ 浅間神社、大宮神社
K先輩のご忠告によると、鎮守の森を遠望したら、あの木はナニ、あの木はナニ、と予測していくとよいそうです。が、私など樹木オンチにとって木の名称を見極めるのは、遠近関係なく難しい。でも、この辺りはどれもタブノキと言っていればいいのですから安心です。「これより先立ち入り禁止」と書かれてあるのを横目に、慎重に石段を登っていくと、やはり大きなタブノキ。北斜面に臨める淡い緑の色の木は、ハリギリでした。これも大木。だれも通らない草深い道に立つ鳥居の前には「小御岳磐長姫」と書かれた古い石柱が立っています。社殿もなくなった浅間神社の木花開耶姫命と石柱だけの小御岳の磐長姫、富士山好きのKさんなら喜んでウンチクをかたむけそうな状況です。

⑥ 三代王神社
⑦ 検見川神社
幕張からひと駅行った「検見川駅」の近くに鎮座しています。今回の見守り行程の最後を飾る(?)にふさわしい社殿と境内でした。

見守り活動のまとめは、社叢学会のホームページの中で報告されています。
http://shasoumimamori.exblog.jp/

第41回 鎮守の森見守り隊

第41回 鎮守の森見守り隊行程 
日時 :11月2日(土)午前10:00 集合
集合場所:JR総武線 幕張駅改札口

 11 月の「見守り隊」は、千葉市の幕張周辺の神社を巡りたいと思います。ご存じのように、幕張沖の干潟は、かつて潮干狩りの名所として親しまれていましたが、その後、大規模に埋め立てられ、現在では幕張メッセ等のビル景観が広がっています。しかし、かつての海岸線に近い JR 幕張駅周辺には、まだ往時の街並みが残され、「房総往還」と呼ばれた頃の面影を偲ぶこともできます。
 JR 幕張駅に集合し、旧道を歩きながら、甘藷栽培の青木昆陽由来の昆陽神社、子守(こまもり)神社、堂の山周辺を巡り、昼食(サイゼリア?)の後、北側の三代王神社まで歩きます。時間と体力に余裕があれば、京成
幕張駅に戻り、電車で隣の検見川駅に移動して検見川神社を見たいと思います。解散は、幕張駅か検見川駅で、3 時か 4 時頃になると思います。
 一帯は、地形的には、花見川沿いの沖積地と島状台地からなり、汀線付近には砂浜が広がっていました。堂の山周辺では、ヤブツバキやヤブニッケイ、タブノキが優占する海岸近くの森の姿を、また、やや内陸に位置する三代王神社では、タブノキとともにスダジイが多い、成熟した森の姿を観察できます。

  1. 昆陽神社・秋葉神社:小山状の台地上にあったが、台地は削られ、道路拡幅のため移転。
  2. 子守神社:建久四年(1194)に創建の幕張地区総鎮守。永正五年(1508)に現在地に移転。
  3. 金毘羅神社・第六天神社?:社殿はすでに無い。
  4.  堂の山(大須賀山):名は大日堂があったことに由来。本来は海岸線のすぐ上に位置した。
  5. 名称不明社:堂の山の北斜面にある名称不明の小さな二社。
  6. 三代王神社:台地の縁に立地。中臣氏之遠祖の天種子命(アメノタネノミコト)を祀る。
  7. 検見川神社(八坂神社):三柱の神を祀る。近隣漁民、農民の信仰を集めた。

第40回 鎮守の森見守り隊ご報告〔令和元年10月5日〕

 10月5日(土)午前10時、武蔵野国鎮守の森見守り隊は、木村隊長以下12名、JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」改札口で集合しました。今回は、土浦から菅野氏の久しぶりの参加があり、男性4名女性8名。女性が多いのはいつもどおりですね。

 今回訪ねた鷲宮神社は埼玉県北部に鎮座する古社で、由緒書には崇神天皇から景行天皇、もちろん日本武尊、桓武天皇、征夷大将軍坂上田村麿の名前まで並び圧巻です。中世以降にも錚々たる名高い武将が幣帛を捧げたり社殿の造営などをしていて、さらに維新後には准勅祭社として明治天皇が行幸され、昭和天皇も幣帛を奉納したとありますから、これはもうたいした神社で、今まで知らなかったのが申し訳ないほどです。神社の風格も尋常ではありませんでした。

 広い鎮守の森に点在する数多くの境内社を巡拝しつつ、我々は社叢学会会員らしく、モチノキの実を子細に眺めたり足元のミョウガの花まで手に取り、意義深く散策したのでした。境内には早めの七五三を祝う子供たちの可愛い姿もあり、アニメファンが聖地に奉納した絵馬もたくさんありました。最後になりましたが、この古社には「土師一流催馬楽神楽」という国指定重要無形民俗文化財が伝わっているんですって。拝観したいですね。

 写真は、郷土資料館にて。12名には足りませんが、ご容赦を。

見守り活動のまとめは、社叢学会のホームページの中で報告されています。 http://shasoumimamori.exblog.jp/

 

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#鎮守の森見守り隊
#武蔵野国

第40回 鎮守の森見守り隊

第40回 鎮守の森見守り隊行程 
日時 :10月5日(土)午前10:00 集合
集合場所:JR宇都宮線、東武伊勢崎線久喜駅改札口

 今回訪ねる鷺宮神社は埼玉のやや北部にあり、武蔵国造の遠祖を祀る出雲族の草創に関わる関東最古の神社として日本武尊の造営、関東の鎮護に当たる総社ということです。平安後期から太田氏に関わりを持ち、鎌倉時代には幕府の注目するところの神社となり、多くの武将の参拝庇護を受けております。
 現在は「アニメの聖地巡礼」(アニメ:「らき☆すた」)の一つとして若人の注目を集めている神社ですが、新感覚で神社を観てみるのも面白いと思います。

※少々遠いので集合時間を遅らせました!
※昼食は途中の食堂でいただきます!

鷺宮神社 久喜市鷲宮1 − 6-1
境内社多数あり:久伊豆社、姫宮神社、八幡神社、鹿島神社、稲荷社、
神明社、諏訪社、八坂社、粟島神社、神崎神社、
軍神社・日枝神社・御室神社・胸肩神社・竈殿神社
浅間神社・稲荷神社・庫裡神社・式内神社・衛神社合殿