2016年1月10日(日)わあ、これ、ほんもの?

そういえば、今年になって上野の東京国立博物館(トーハク)に行ってないなあ、今日はあったかいし、たまには外にでなくちゃ、と思ってでかけた上野は、いつものとおり人が多い。アベック、親子連れ、楽しそうにみんなどこに行くのだろうか。

さすが、人気の松林図屏風

さすが、人気の松林図屏風

美術館や博物館は、お正月には、いつもと違う展示物を出してくれるので、ありがたい。トーハクも毎年、「博物館に初もうで」で楽しませてくれる。今年も長谷川等伯の国宝「松林図屏風」、池大雅の国宝「楼閣山水図屏風」などの大物から、干支の申にまつわる可愛い特集など盛りだ くさん。近ごろ若い女性の間で人気の刀剣も、国宝や重要文化財級のものが並んでいる。撮影禁止のマークがついていない限り、フラッシュをたかなければ展示物の撮影もOKだ。

ところが、北斎の「 冨嶽三十六景・凱風快晴」「神奈川沖波裏凱風快晴」など、「えーっ、これ本物?」と、めったに見られない有名な浮世絵に目がくらみ、シャッターを押したとたん、私のスマホからフラッシュが! 間髪をおかず「お客さまっ!」と鋭い声がかかった。「すみません、間違えました」とひたすら陳謝。

正月早々、大勢の前で叱られたのは恥ずかしかったが、あのタイミングの良さはさすがにトーハク。お叱りも本物だった。

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