2015年10月26日(月)十三里はクリよりうまい?

川越のシンボル 時の鐘

川越のシンボル 時の鐘

高校時代からン十年の付き合いを重ねる美女3人、埼玉の小江戸とよばれる川越に散策にでかけた。雲ひとつない秋空のもと、喜多院、蔵のまち、時の鐘、菓子屋横丁など、観光ルートを上機嫌でめぐってきた。
昼食は、蔵のまちで見つけた小じゃれた和風レストランでの「さつまいもミニ懐石」。なにしろ川越は名にし負うサツマイモの産地だ。コースは「さつまいもカクテル」から始まって「いもコロッケ」「いもグラタン」「いもの白和え」「おさつ餅の揚げ出し」……最後に「サツマイモおこわ」と「おさつ汁」とイモ尽くし。これではいかにサツマイモ好きの女性でも、満足しないわけにはいかない。
ところで10月13日は「サツマイモの日」なのだそうだ。なぜ13日なのか、ご存知ない方のためにちょっとひと言。誰が作ったか知らないが「十三里」とは、「栗(九里)より(四里)うまい十三里(九里+四里=十三里)」から来た、その美味しさを称えたサツマイモの異名だそうだ。また、サツマイモ名産地の川越が、江戸から「十三里」(約52㎞)のところにあることから生まれたという説、もっと美味しいからと「十三里半」という説まである。サツマイモが旬となる10月の13日を「サツマイモの日」として制定したのは、川越市の市民グループとのことだが、真偽のほどは詳らかでない。天高く馬もサツマイモで肥える秋とかや……。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です