鎮守の森のウラシマソウ

皆様 コロナに負けず、お健やかにお過ごしでしょうか? こんな時ですから、ちょっと春の便りを!
先日、人混みを避けて以前「見守り隊」でいった、さいたま見沼田んぼの裏道を辿ってみました。
訪ねた神社は「上野田氷川神社」です。鎮守の森に半日陰を好む「ウラシマソウ」が群がって咲いていました。
「ウラシマソウ」は里芋の仲間ですが、あまりないので群生しているのはまあ珍しいです。ここ 10 年ぐらいでかなり繁殖してきました。今年は花もたくさんつけて・・・。
写真送ります!神社の写真も!どこの神社だっけ?思い出してくださいな・・・。
なんとか春を感じたい木村でした。

鎮守の森見守り隊は9月までお休みします

鎮守の森見守り隊は、新型コロナウィルス感染症の蔓延防止に協力するため、5~8月の見守り活動を休止し、次回は9月とします。

詳細については、あらためてホームページ 上でお知らせしますが、9月には元気に再会できるよう、皆さま、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

第45回 鎮守の森見守り隊

3 月鎮守の森見守り隊、中止のお知らせ
3月 7 日に予定されていた第 45回鎮守の森見守り隊は、新型コロナウィルス感染予防の一環として、中止いたします。
4月の見守り隊については、改めてお知らせいたします。
 
第45回 鎮守の森見守り隊行程 
日時 :3月7日(土)午前10:00 集合
集合場所:東武東上線下赤塚駅北口

 まだ春浅いかもしれませんが、都内北部の板橋区を巡りましょう!
今回は荒川左岸の台地上にある神社を巡ります。埼玉県との都境にあり、たくさんの神社がありますが、地形的にも面白いと思います。関東平野に人々がどのように進出して古代の集落が築かれていったかに思いをはせるのもいいでしょう。
 解散は都営三田線の新高島平駅となります。昼食はいつものように途中でレストランでも探しましょう!

① 中田出世稲荷神社  板橋区赤塚1丁目7 − 9
② 榛名神社  板橋区赤塚2丁目24 − 19
③ 篠塚稲荷  板橋区赤塚6丁目-15-24
④ 八幡神社  板橋区赤塚6丁目40 − 4
⑤ 四葉稲荷神社  板橋区四葉2丁目9 − 11
⑥ 諏訪神社  板橋区大門11 − 1
 諏訪神社富士塚  板橋区大門5


※ 地図をクリックすると大きくなります。

第44回 鎮守の森見守り隊 まとめ

第44回 鎮守の森見守り隊 まとめ
神社の名前をクリックするとPDFファイルが開きます。
許可なくコピー、転載、使用を固く禁じます。

平塚神社  北区上中里1-47-1
七社神社  北区西ヶ原2 − 11-1
装束稲荷神社  北区王子2 − 34-14
王子稲荷神社 北区岸町1 − 12-26
王子神社  北区王子本町1 − 1-12

全国の見守り活動のまとめは、社叢学会のホームページの中で報告されています。
http://shasoumimamori.exblog.jp/

第44回 鎮守の森見守り隊 ご報告(令和2年2月1日)

2月1日午前10時、JR京浜東北線「上中里」駅に集合したのは、男女合わせて13名、いずれも顔なじみの常連です。その中には久しぶりの有田ドクターの姿もあって、今回は実り多き見守りができそうな予感です。

①平塚神社

上中里駅に近い崖の上に鎮座しています。お寺のような外観のご本殿で、明治の神仏分離のときに神社となったのかもしれません。祭神として祀られているのが源義家兄弟というのもお寺の感じがしますが、由緒には豊島氏が源氏三兄弟の徳をしたって社を建てたとあります。長い参道にはケヤキが並び、付近の崇敬を集めている感じがしました。

② 七社神社

いかにも西ヶ原村の鎮守という神社です。拝殿前には左に御衣黄(ぎょいこう)、右に福禄寿(ふくろくじゅ)という桜が植えられています。桜の時期に来てみたいですね。
境内の左側に進むと、熊野神社、天祖神社など境内末社が多く並んでいます。ご神木の「願掛け銀杏」のそばには、かつてはご神木としてあがめられていた一本杉の大きな切株も残っています。数日後にせまった節分の豆まき用に、渡り廊下には幔幕が張られていました。

③ 装束稲荷神社

東京のパワースポットらしいです。王子稲荷神社の摂社で、境内にかつては王子稲荷に参詣する各国のお使いがここで装束を整えたとあります。今も初午の時は参拝者が多いそうです。神社の前のお店もキツネの面が並んでいました。

④ 王子稲荷神社

あるとき男が、めかしこんでいる女キツネをみつけました。「ははあ、化かすつもりだな」。男は、わざと化かされたふりをして近くの料亭に女キツネをさそい、ドンチャン騒ぎしたあげく、一銭も払わずにドロンしてしまいました。女キツネは化けの皮をはがされて、叩かれたり蹴飛ばされたり。数日後、悪いことをしたと思った男は、ぼた餅を土産にもって謝りに行きました。土産をもらった子キツネが「おっかさん、人間が謝りにきてぼた餅をもらったよ」というと、母きつねは「あぶない、あぶない、人間は化かすからやめておおき。馬のフンかもしれない」
落語「王子のキツネ」の一節です。人間を化かすといわれるキツネが、人間に化かされるという有名な話。キツネってなんか不気味でしかもユーモラスな感じですね。

⑤ 王子神社

最後に参拝した王子神社は、熊野から勧請された由緒正しき神社です。それが王子という地名の由来となっています。明治時代には、准勅祭社でしたが、千五になってその制度もなくなり、今は元准勅祭社でつくった「東京十社めぐり」の一社として人気があります。

今月の鎮守の森の見守りはこれでおしまいです。青空の下、有田ドクターの樹木についての懇切なご指導もあって、よい見守りができました。皆さま、お疲れ様でした。

第43回 鎮守の森見守り隊ご報告 〔令和2年1月4日〕

令和2年の社叢見守りは、1月4日(土)から始まりました。当日午前10時に西武池袋線「石神井公園駅」中央口改札に集まったのは木村隊長以下10名。初詣の意味も込めて、ノンビリと石神井公園付近の神社を巡ってきました。

① 大鷲神社
石神井公園駅近くの商店街の中に鎮座されて、境内はコンクリート敷き。町なかの神社なので仕方ないのかもしれませんが、これでは大鳥どころか小鳥も来ないかも。

大鷲神社

大鷲神社

② 和田堀稲荷神社
閑散とはしていましたが、掃き清められた境内には、大きなご神木のシラカシが「ねりまの木」「保護樹木」として立っていました。
ここから石神井公園に入っていきました。木々に囲まれ静寂な三宝寺池、ボートでにぎわう石神井池の二つの池を中心として、武蔵野の自然がよく残された風致地区。二つの池のほかに、石神井城跡とこれに関する幾つかの遺跡があります。

和田堀稲荷神社

和田堀稲荷神社

③ 稲荷諏訪合神社
石神井公園の南側に鎮座しています。境内も広くはありませんが、それなりの木々で囲まれています。

稲荷諏訪合神社

④ 厳島神社
三宝寺池に浮かぶ小島の中に鎮座される市杵島姫命にあやかって、記念写真。

厳島神社

⑤石神井台氷川神社
公園の中に広がる境内には、正月だけあって、参拝者が長い列をなしていました。今回の見守りでこんなに多くの参拝者をみるのは初めてでした。いやあ、めでたい、めでたい。

石神井台氷川神社

⑥ 御嶽神社
社殿の後ろには、溶岩でできた御嶽(おんたけ)山がそびえておりました。写真は登拝をよろこぶ隊員の雄姿であります。

御嶽神社

 

◎令和2年2月の見守り隊は2月1日(土)に行われます。どなたでも参加できます。JR京浜東北線「上中里駅」改札口に午前10時にご集合ください。
◎見守り活動のまとめは、社叢学会のホームページの中で報告されています。
http://shasoumimamori.exblog.jp/

第43回 鎮守の森見守り隊 まとめ

第43回 鎮守の森見守り隊 まとめ
神社の名前をクリックするとPDFファイルが開きます。
許可なくコピー、転載、使用を固く禁じます。

①大鷲神社  練馬区石神井町3-25-26
②和田堀稲荷神社  練馬区石神井町1 − 21
③稲荷諏訪合神社  練馬区石神井町5 − 23
④下石神井台氷川神社  練馬区石神井台1 − 28-24
⑤厳島神社  練馬区石神井台1 − 24
⑥御嶽神社  練馬区石神井町4-34-9

全国の見守り活動のまとめは、社叢学会のホームページの中で報告されています。
http://shasoumimamori.exblog.jp/