葛西臨海公園の鳥類園は、野鳥が自由に生息するためのサンクチュアリです。野鳥のための、ですから、人間は歩道を静かに歩き、鳥を脅かさないように、観察窓からそっと覗き込みます。

　もしあなたがラッキーなら、何かしら鳥を間近に見ることができるでしょう。もしラッキーでなければ、そう、私みたいにいつも空振りです。
　パンフレットには「四季を通じて、さまざまな野鳥を観察することができます」と書いてあるのに、ついてません。

　この日は熱心に観察窓から熱心に写真を撮っている人に出会いました。
「なにかいますか」「いるんだけど、この鳥はなんだろう。全然動かないんだ」
　そっと覗いてみると、わあっ、いました。動きませんね。寝ているのでしょうか。
　あとで聞いてみたら、ホシゴイ（ゴイサギの幼鳥）だそうです。

　　臨海公園だけに、鳥類園も海に面しています。海岸をブラブラ歩いていくと、浜木綿が咲いていました。花の季節は過ぎて、実がなっています。

キカラスウリも咲いていました。いつか見守り隊で所沢に行ったとき、みんなで大きな木にからみつくたくさんのキカラスウリの実をみましたが、こんな花だったんですね。カラスウリの花よりレースが少ないみたい。

　浜辺だけにハマゴウも咲いていました。かわいい！　
　こんな花々を見ていると、ますますハマってしまう私です。

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　葛西臨海公園をごぞんじですか。東京湾に面して隣接する「葛西海浜公園」は、昨年10月に、東京都で初のラムサール条約湿地として登録されたので、知っている人は知っているでしょうね。でも私は恥ずかしながら、江戸川区民なのに、このふたつの都立公園について、まったく知らなかったのです。

　ちなみに、トップにかかげた写真をもう一度見てください。広がる草地と森の向こう、左に見える大きな建物は「葛西臨海水族園」で、右に見える丸いのは言わずとしれた皆さん大好き「大観覧車」。ほかにも芝生広場、バーベキュー広場やホテルまである広大な公園。隣接する「海浜公園」のほうは海に面しているので見えませんが、橋を渡って海の中の西なぎさまで行くことができるんです。関心のある方は、一度来てください。誰しも、わあ、ひろいなあ、と思わず叫んでしまいますよ。

　この公園の中に「鳥類園」があります。これこそ私がはまった、いや、はまりつつある野鳥のためのサンクチュアリ、聖地なんです。それで、このブログを「鳥になりたい」と名づけました。でもまだ新米なので、公園のことも鳥のこともよく知らないんです。少し勉強してからご報告しますから、次をお待ちください。

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