9月の「森を歩こう」ご報告

①竈神社(所沢市上山口)

9月10日(土)、西武池袋線所沢駅に集合した女性4名、男性3名は、社叢見守り隊として狭山丘陵を巡回しました。社叢見守り隊には、文字通り、神社のいわゆる鎮守の森を巡回し、問題点があれば指摘するという使命がありますが、われわれ「森を歩こう」隊は、それにくっついて好き勝手に樹を見ながら歩いています。

今回は、西武線西武球場前駅から、狭山湖東側及び多摩湖北側の山口地区を中心に、下記の順序で歩きました。

①竈神社(所沢市上山口)、住宅地の中の小高い山の中腹に鎮座された小さなお社。社殿はかなり壊れていて、覆い堂が社殿を守っていました。地図には龍神社とありましたが、地区の方々は竈(かまど)神社と呼んでいました。

②堀口天満天神社(所沢市上山口)、深い山の中に鎮座されている権現造りの社殿が立派で驚きました。途中で会った外国人ペアは、トトロの森をめざしているとか。

③藤森稲荷神社(所沢市北野南)、隣に立派な藤棚あり。狭い境内に立つご神木の大きなエノキが昔を偲ばせていました。

⑥翁樹神社(所沢市山口)

④千門大明神(所沢市上山口川辺公民館)、学校の横にあり、こざっぱりと整備されていました。平将門の乱の落人伝説が残っています。ここでやっと昼食。食べるところなんて見つかるかと心配しましたが、イタリアンレストランがあって助かりましたね。

⑤中氷川神社(所沢市山口)、崇神天皇御代の創建と伝えられている延喜式内社です。地元では古くから「氷川様」と呼ばれているパワースポットとのこと。社務所があり神主さんの姿もみえて、いわば普通の神社に今回初めて遭遇しました。ご神木のスギも手入れが行き届いた社叢も立派。

⑥翁樹神社(所沢市山口)、境内に立つ「名木 菩提樹」の碑のとおり3、4本の大きな菩提樹の木が目をひきます。

荒幡浅間神社(所沢市荒幡)

⑦荒幡浅間神社(所沢市荒幡)

⑦荒幡浅間神社(所沢市荒幡)。「荒幡富士」という富士塚のステキなおまけ付き。18メートルの人工の富士塚も、丘陵地にあるので標高119メートルとなり、登ると見晴らしはかなりよい。残念ながら富士山はみえませんでした。下山口駅まで歩いて個々に解散。いやはや、暑い日でした。  [終]

9月の「森を歩こう」ご報告」への1件のフィードバック

  1. 素敵な高台で見晴らしがよかったのですね。富士塚だったのですね。丘陵地にあるお富士さん、人々の想像力というか、憧れというか、ともかく地元に富士山を、というおもいに脱帽ですね。

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