第40回 鎮守の森見守り隊ご報告〔令和元年10月5日〕

 10月5日(土)午前10時、武蔵野国鎮守の森見守り隊は、木村隊長以下12名、JR宇都宮線・東武伊勢崎線「久喜駅」改札口で集合しました。今回は、土浦から菅野氏の久しぶりの参加があり、男性4名女性8名。女性が多いのはいつもどおりですね。

 今回訪ねた鷲宮神社は埼玉県北部に鎮座する古社で、由緒書には崇神天皇から景行天皇、もちろん日本武尊、桓武天皇、征夷大将軍坂上田村麿の名前まで並び圧巻です。中世以降にも錚々たる名高い武将が幣帛を捧げたり社殿の造営などをしていて、さらに維新後には准勅祭社として明治天皇が行幸され、昭和天皇も幣帛を奉納したとありますから、これはもうたいした神社で、今まで知らなかったのが申し訳ないほどです。神社の風格も尋常ではありませんでした。

 広い鎮守の森に点在する数多くの境内社を巡拝しつつ、我々は社叢学会会員らしく、モチノキの実を子細に眺めたり足元のミョウガの花まで手に取り、意義深く散策したのでした。境内には早めの七五三を祝う子供たちの可愛い姿もあり、アニメファンが聖地に奉納した絵馬もたくさんありました。最後になりましたが、この古社には「土師一流催馬楽神楽」という国指定重要無形民俗文化財が伝わっているんですって。拝観したいですね。

 写真は、郷土資料館にて。12名には足りませんが、ご容赦を。

見守り活動のまとめは、社叢学会のホームページの中で報告されています。 http://shasoumimamori.exblog.jp/

 

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