第41回 鎮守の森見守り隊

第41回 鎮守の森見守り隊行程 
日時 :11月2日(土)午前10:00 集合
集合場所:JR総武線 幕張駅改札口

 11 月の「見守り隊」は、千葉市の幕張周辺の神社を巡りたいと思います。ご存じのように、幕張沖の干潟は、かつて潮干狩りの名所として親しまれていましたが、その後、大規模に埋め立てられ、現在では幕張メッセ等のビル景観が広がっています。しかし、かつての海岸線に近い JR 幕張駅周辺には、まだ往時の街並みが残され、「房総往還」と呼ばれた頃の面影を偲ぶこともできます。
 JR 幕張駅に集合し、旧道を歩きながら、甘藷栽培の青木昆陽由来の昆陽神社、子守(こまもり)神社、堂の山周辺を巡り、昼食(サイゼリア?)の後、北側の三代王神社まで歩きます。時間と体力に余裕があれば、京成
幕張駅に戻り、電車で隣の検見川駅に移動して検見川神社を見たいと思います。解散は、幕張駅か検見川駅で、3 時か 4 時頃になると思います。
 一帯は、地形的には、花見川沿いの沖積地と島状台地からなり、汀線付近には砂浜が広がっていました。堂の山周辺では、ヤブツバキやヤブニッケイ、タブノキが優占する海岸近くの森の姿を、また、やや内陸に位置する三代王神社では、タブノキとともにスダジイが多い、成熟した森の姿を観察できます。

  1. 昆陽神社・秋葉神社:小山状の台地上にあったが、台地は削られ、道路拡幅のため移転。
  2. 子守神社:建久四年(1194)に創建の幕張地区総鎮守。永正五年(1508)に現在地に移転。
  3. 金毘羅神社・第六天神社?:社殿はすでに無い。
  4.  堂の山(大須賀山):名は大日堂があったことに由来。本来は海岸線のすぐ上に位置した。
  5. 名称不明社:堂の山の北斜面にある名称不明の小さな二社。
  6. 三代王神社:台地の縁に立地。中臣氏之遠祖の天種子命(アメノタネノミコト)を祀る。
  7. 検見川神社(八坂神社):三柱の神を祀る。近隣漁民、農民の信仰を集めた。

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