東京から来たおばちゃん

 玄関で音がしたから、お父さんたち帰ってきたんだと思って、玄関まで走っていったら、知らない女の人が立っていました。「コンニチハ」ってとっても慣れなれしいの。お母さんのお友達で、東京から来たんだって。ムーちゃん、夏なのに暑そうね、なんて、これはボクの自慢の毛なんだ。ほっといてよ。

 おばちゃんは、自分が古いせいか、古いものが好きで、ボクの家の近くにあるお城の跡なんか行って、わあ、すご~い土塁、とか言ってはしゃいでいるんだ。変な人だなあ。遠くに小さく写っているの、ボクのお父さんとお母さん。

 ムーちゃん、最近、ブログに出てこないねって言われても、お母さんがバンスボールに夢中で、書いてくれないんだもの。おばちゃんが代わりに書いてあげるね、って帰っていったけど、ほんとに書いてくれたのかなあ。でも、ボク、あのおばちゃん、ちょっと好きだな。今度いつ来るのかな。

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